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敏感な肉の宝石をなぞりあげられ、志津子は狼狽の声を高ぶらせた

御堂乱

ブチュッ──。
音を立てて女陰全体に唇を吸いつかせたかと思うと、舌を中に入れてベロベロと舐め、肉の合わせ目に尖る女の急所にも舌を這わせた。
「ヒイッ、いやああッ」
志津子は狂ったように両足をバタつかせた。
再婚の人妻ながら、クンニリングスは未体験の志津子である。性器を舐めるなどという獣じみた変質行為に、総身が鳥肌立った。
「いやっ、そんなところを……ああっ、ダメっ」
おぞましい行為を防ぎたくとも、両腕を竜二の体重で圧し潰されている。志津子は狂ったように腰を揺すりたて、男の顔を跳ねのけようとあがいた。
「けだもの……ああっ、けだものおっ」
男の顔は鉄に吸いつく磁石のようにピタリと密着して離れない。女の茂みに脂ぎった鼻を埋め、媚肉のひろがりを長い舌でねろりねろりと掻き混ぜるように舐めまわしてくる。まるで志津子のすべてを味わい尽くそうとするかのようだ。
「あっ……くっ……そ、そこは……あああっ」
敏感な肉の宝石をなぞりあげられ、志津子は狼狽の声を高ぶらせた。
「い、いやっ……ヒエエッ」
痛みにも似た鮮烈な快感だった。伸びあがるように背を反らし、全身に痙攣を走らせた。
「いやああああっ」
立て続けにヌラリヌラリと舐められているうちに、脳の芯が麻痺してくる。快感が四肢の先までひろがって、抗いの力が抜けていった。

出典:~立てこもり 高島家すべての女が奴隷になった日

著者: 御堂乱

立てこもり 高島家すべての女が奴隷になった日

「どこまで許せば満足してくれるの? もう出てって」男の肉茎をしごかされながら悲壮な目で訴える志津子。二人組に占拠された高島家のリビングで続く凌辱の狂宴。妻の痴態を力なく見守る夫、婚約前の躰を穢される家政婦。ついには身を挺して守ろうとした愛娘の操までが……極限状態下に置かれた男女がさらけだす愛と性の真実!