「見せ合いっこするんだよ」
竜二が志津子の股間に手を伸ばした。
ムウッと生暖かい漆黒の毛叢を梳きあげてやると、すでに妖しく口を開いた媚肉は指を挿れるまでもなく濡れそぼっていた。サーモンピンクの複雑な構造を余すことなく剥き身にさらすと、昌平が知美の耳に、
「ほら、ママのいやらしい割れ目だ。赤ん坊の知美ちゃんが十七年前に出てきた割れ目、そしてあそこにいる男が──」
囁きながら、縛られて転がっている義父の浩を顎で示した。
「あそこにいる男が毎晩のようにチンポを出し入れしている割れ目だ。ほうら、まだ触られてもいないのにクリトリスをあんなに大きくして、おまけに白いヨダレまで垂らしている。分かるかい、知美ちゃん。あれがママの本性なんだよ。上品ぶってみせても、本当は男とやりたくてたまらないんだ」
で、知美ちゃんはどうかな?と意地悪く訊ね、ソロソロと手を下腹へ伸ばした。
「いやああッ!」
知美は泣き声を高ぶらせ、せつなそうに腰をモジつかせた。
母親のとろけきった女の花園を見せつけられながら、自身も秘部をカーッと熱くしていた。教えられなくとも恥ずかしい有様であることは分かっている。そこを男の指で愛撫されると思っただけで、腰をよじりたてずにはいられない。
「おやおや、これは──」
まさぐりながら、昌平はわざと驚いたふうを見せた。勝ち気な美少女の秘肉は熱くとろけて、ビクン、ビクンと早くも敏感な反応を示している。
著者: 御堂乱
「どこまで許せば満足してくれるの? もう出てって」男の肉茎をしごかされながら悲壮な目で訴える志津子。二人組に占拠された高島家のリビングで続く凌辱の狂宴。妻の痴態を力なく見守る夫、婚約前の躰を穢される家政婦。ついには身を挺して守ろうとした愛娘の操までが……極限状態下に置かれた男女がさらけだす愛と性の真実!