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白地のブラウスにふとももを半分覆うほどの丈しかない紺のプリーツスカートというキュートな制服姿

庵乃音人

「あら、夏海ちゃん」
そこにいたのは、志摩子の妹だった。
夏休みだというのに、学校に行っていたのだろうか。
白地のブラウスにふとももを半分覆うほどの丈しかない紺のプリーツスカートというキュートな制服姿。ブラウスの襟と袖にはアクセントのラインが入り、すらりと形のいい美脚は濃紺のソックスに包まれている。手には弓袋を持っていた。
(あ、そういえばこの子も、たしか弓道をやっているとか……)

出典:~魅惑の桃尻温泉郷 女子大生と恋の四角関係 (リアルドリーム文庫)

著者: 庵乃音人

「夏休みって何か予定ある?」密かに恋い慕う大学の先輩・祈里の誘いで訪れた山村。そこで青年は祈里の友人・志摩子の縁談を断るために偽りの婿候補として“お試し婚”をすることになる。祈里への恋心を抱えながらも縮まる志摩子との距離。さらに志摩子の妹も巻き込み、交錯する恋の行方は!?