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呻くばかりだった少女の身悶えに、はっきりとニュアンスの変化が表れていた。尻穴の締まりも、ますます妖美さを増してきている。

御堂乱

「ヘヘヘ、しっかり根元まで入ったぜ」
興奮に息を荒げながら、昌平は結合した部分に目をやった。
あらかじめ入念にマッサージをほどこしてやった成果だろう。長大な肉杭を根元まで打ちこまれてしまった少女の菊坐は、美麗な柔襞を限界まで拡張させているが、幸い裂けてはいないようだ。
「誰もが味わえるわけじゃねえんだぜ」
昌平はうわずった声で言い、ゆっくりと腰を使いはじめた。
「知美ちゃんがとびっきり可愛いからだ。尻の穴にチンポを挿れてもらえるのは、いい女だけの特権──おおっ、いいぜ!いいぜ、知美ちゃん!」
きつい締まりがたまらなかった。美少女の腸腔は灼けるように熱い。きつい収縮と灼熱が興奮を呼ぶ。いかにも禁断の秘腔を犯しているという実感がある。脊髄がとろけるほどの快感だ。
「俺のもんだ。知美ちゃんの尻の穴は俺だけのもんだぜ」
荒い息を吐きながら、ゆっくりと抜き差しした。
「あむむッ……ううッ……あむむむッ」
蒼ざめていた知美の頬が次第に赤らんできた。互いの肉が馴染むにつれ、初めは裂けるかと思われた痛みが薄らいでくる。そのぶん汚辱感が増してきた。
(いやッ、お尻の穴でだなんて……)
十七歳の誕生日に、押し入ってきた強盗に無理やり処女を奪われ、今度はバスルームで恥ずかしいお尻の穴を犯されている。悪夢としか思えなかった。
「ううッ、うううッ」
きつくたわめた眉根を寄せ、夢魔を振り払おうと顔を振った。
「あむむむッ……い、いやッ」
抗いの声が出るようになったのは、ほとんど肉の苦痛を感じなくなったためだ。拡張感と圧迫感は相変わらずだが、かろうじてハアハアと息が出来るようになった。それはよいのだが──。
「やめて……もうやめて……」
知美のこめかみにジットリと汗が滲みだした。
「う、う……ああッ……あああッ」
呻き声が微妙に変化してきた。
男の肉杭がえぐり込んでくるたびに、妖しい痺れが身体の芯を走るのである。
(ああッ、ダメ……)
知美は焦った。
(何なの、これ?ああッ、お尻が……お尻が変に……)
汚辱感の底に疼くような感じがある。腰を揺すられているうちに、それは次第に熱を孕み、大きくふくれあがってきた。気持ちをしっかり持っていないと、熱い疼きに呑まれてしまいそうになる。
「やめて……もうやめてッ……もうしないでッ」
知美は首を振って哀願した。このままお尻の穴を責めつづけられたら、気が変になってしまいそうだ。
「ダメ……ダメえッ……ウウッ、クウウッ」
汗ばんだうなじを反らしたかと思うと、キリキリと奥歯を噛んだ。
「お、お願いッ」
「ヘヘヘ、よくなってきたんだろう?」
嵩にかかってピッチを上げながら、昌平は陰湿な喜びにニタニタと顔をほころばせている。呻くばかりだった少女の身悶えに、はっきりとニュアンスの変化が表れていた。尻穴の締まりも、ますます妖美さを増してきている。
「アナルセックスに大人も子供もねえ。知美ちゃんはすごく感度のいい尻の穴をしている。アナルで気をやれるように、僕が調教してあげるからね」

出典:~立てこもり 高島家すべての女が奴隷になった日

著者: 御堂乱

立てこもり 高島家すべての女が奴隷になった日

「どこまで許せば満足してくれるの? もう出てって」男の肉茎をしごかされながら悲壮な目で訴える志津子。二人組に占拠された高島家のリビングで続く凌辱の狂宴。妻の痴態を力なく見守る夫、婚約前の躰を穢される家政婦。ついには身を挺して守ろうとした愛娘の操までが……極限状態下に置かれた男女がさらけだす愛と性の真実!