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しかし、それよりも早く両腕を背後にひねりあげられて、重ね合わせた手首に帯締めが巻きつけられていく

北都凛

情熱的に愛を語る神谷が、テーブルの上に置いてある帯留めに手を伸ばすのが視界の片隅に映った。彼の唇がニヤリと歪んだように見えたのは気のせいだろうか。その手は赤珊瑚の帯留めと帯締めのセットを選んだ。
「あ……なにをなさるんですか?」
ソファーにうつ伏せにされた香織は、妖しい気配を感じて振り返ろうとする。
しかし、それよりも早く両腕を背後にひねりあげられて、重ね合わせた手首に帯締めが巻きつけられていく。
「やっ、な、なにを……神谷さん?」
「心配ないですよ。最後ですから、こういうプレイをさせてください」
神谷の声は低く落ち着いていた。そのことが香織をいっそう不安にさせる。
「そんな……縛らなくても、逃げたりしませんわ」
腕を動かしてみるが、きっちり縛りあげられてびくともしない。これで両手の自由を完全に奪われてしまったことになる。

出典:~レイプ百貨店 令夫人と悪魔外商部員

著者: 北都凛

(あなた、許して。私にもう妻の資格はないわ)試着室、立ちバックで貫かれる38歳の社長夫人。かつて自分に低姿勢だった外商部員の罠に堕ち、凄絶な凌辱に耐えるうち、熟れた躯には魔悦が……美しい院長夫人、気丈な令夫人、二児の熟母。閉店後の百貨店は、淑女狩りの淫獄ハーレム!