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肩から腰にかけて緩やかな逆三角形のラインを描き、腰のあたりでひときわ細くえぐれたかと思うと、そこから一転して逞しい豊臀がダイナミックに張りだしている

庵乃音人

「あ、き、気持ちいいです……」
志摩子から顔をそらし、湯のなかで萎縮しつつ答えた。
志摩子は温泉情緒をかき立てる浴衣姿に草履履きだった。白地に藍染めの上品な浴衣に、朱色の帯。帯と草履の鼻緒が同じ色をしている。
あまりに艶やかないでたちに、ついうっとりしてしまいそうだった。
「よかった。一緒に入ってもいいですか?」
「え?」あまりにさらっと言われ、面食らった。
志摩子は返事も聞かずに帯をほどき始める。シュルシュルと軽快な擦過音を響かせて朱色の帯が解かれ、あっという間に浴衣の前がはだけた。
洗い場にはすのこが置かれており、その脇に貴史の服や下着の入った脱衣籠がある。貴史に背中を向けて脱衣籠の前に立ち、解いた帯を丸めてそこに入れると、志摩子は肩からするっと浴衣を脱いだ。
思わず息を飲む。藍染めの浴衣が、なめらかな肌をすべって床まで落ちた。
呆気なく、むちむちした志摩子の裸体が露わになった。
(ううっ、すごい身体……)
見てはいけないと思いつつ、志摩子が後ろを向いているのをいいことに、つい魅惑の裸体に視線を釘付けにしてしまう。
夜目にも鮮やかな色白の餅肌。肩から腰にかけて緩やかな逆三角形のラインを描き、腰のあたりでひときわ細くえぐれたかと思うと、そこから一転して逞しい豊臀がダイナミックに張りだしている。まん丸に盛りあがった二つの尻肉の中心に濃い影を刻む、尻の谷間の眺めも官能的だった。女性の臀肉に強烈な淫力を感じる貴史は、志摩子の見事な尻を見て、早くもピクンと股間の一物を疼かせる。

出典:~魅惑の桃尻温泉郷 女子大生と恋の四角関係 (リアルドリーム文庫)

著者: 庵乃音人

「夏休みって何か予定ある?」密かに恋い慕う大学の先輩・祈里の誘いで訪れた山村。そこで青年は祈里の友人・志摩子の縁談を断るために偽りの婿候補として“お試し婚”をすることになる。祈里への恋心を抱えながらも縮まる志摩子との距離。さらに志摩子の妹も巻き込み、交錯する恋の行方は!?