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花蜜でヌルヌルに光る媚肉の粘膜が、剛直にえぐり込まれては捲り返されるさまを、ハイビジョン映像でクッキリと捉えていた

御堂乱

「ああッ、ねえッ、イキそうよッ!」
夫に聞かせようとしたのか、それとも三階のベランダから見下ろす竜二に対してか、志津子が大きくのけぞって高い嬌声を放った。
悶えのたうつ人妻の官能的なヒップ。その匂い立つ妖しい谷間にズームインしたテレビカメラのレンズは、花蜜でヌルヌルに光る媚肉の粘膜が、剛直にえぐり込まれては捲り返されるさまを、ハイビジョン映像でクッキリと捉えていた。
「イクッ!あああッ、イクううッ!!」
もう志津子は我れを忘れて腰を振り、惜しげもなくヨガリ泣いていた。
衆人環視の中での夫婦の営み。移動する台車の上での異常な行為に脳が灼け、肉がとろけて官能の波が極限までせりあがった。腰骨が溶けただれる熱い悦びの中で、志津子は息も止まる峻烈な快美を極め、
「イクウウウゥゥゥッ!!」
怪鳥のように絶叫し、稲妻に打たれたかのごとく全身を硬直させた。
「ヒイイッ、ヒイイイッ」
弓なりに反ったままヒイヒイと喉を絞り、キリキリと収縮した後でバッタリと夫の胸に倒れこんだ。はずみで抜けた浩のペニスの先から、カメラのフラッシュを浴びた白い噴水が高く噴きあがるのが三階のベランダからもハッキリ確認できた。

出典:~立てこもり 高島家すべての女が奴隷になった日

著者: 御堂乱

立てこもり 高島家すべての女が奴隷になった日

「どこまで許せば満足してくれるの? もう出てって」男の肉茎をしごかされながら悲壮な目で訴える志津子。二人組に占拠された高島家のリビングで続く凌辱の狂宴。妻の痴態を力なく見守る夫、婚約前の躰を穢される家政婦。ついには身を挺して守ろうとした愛娘の操までが……極限状態下に置かれた男女がさらけだす愛と性の真実!