「ふふっ。頑張りましたね。じゃあ、ご褒美です」
瑞穂はにこりと微笑むと、両手を祐司の首に回し、チュッと軽く口づけしてくれた。
その一瞬を逃さず、祐司も両手を瑞穂の身体に回す。沙恵子とは違うやわらかさが、両腕に広がった。
「あン、だめですよ」
「満点だったんだよ。もうちょっとご褒美ほしいな」
「だ・め・で・す。今日は八時に奥様がご帰宅の予定なんです。食事の準備がいろいろあるんですから」
瑞穂はだだっ子に言い含めるように、落ち着いた口調で言った。
「瑞穂さんなら、食事の準備なんて一時間あれば充分だろ。十分……いや、五分で終わらせるから。ねっ、お願いだよ。このままじゃ、むらむらして宿題ができないよ」
「じゃあ、これをあげます」
瑞穂は身を捩るように祐司の手から逃れると、ロングスカートに両手を突っこみ、片足ずつあげてパンティを脱いだ。ピンク色の、シンプルなデザインの下着が祐司の顔の前に差しだされる。
「部屋に持っていっていいですよ」
「えー」
唇を尖らせながらも、祐司はパンティを奪い取るように手にした。裏返しクロッチの部分に目をやる。わずかな黄ばみが股布についているが、愛液のシミがねっとりついているということはなかった。
「残念でした。濡れてませんよ」
出典:~僕の家に来た美しすぎる家政婦 (フランス書院文庫)~
著者: 葉川慎司
掃除中にのぞける白い太腿、36歳の悩ましい腰まわり……エプロンでは隠しきれないむっちり女体の家政婦・瑞穂。まさか彼女が、僕の初体験相手になってくれるなんて!濃厚キッス、お掃除フェラに、ご奉仕バスルーム……「してほしいことがあったら何でも言ってくださいね」どんな淫らな願いも叶えてくれる最高すぎる家政婦!