沙恵子は脱衣所で服を脱ぎながら、ときどき背後に目を向けていた。
軽い調子で誘ったので、祐司が入ってくる可能性はある。祐司に裸を見られても、まだ余裕を示すことができるだろうか。
両手をピンクのシンプルなパンティにかける。今は珍しく、祐司と二人きりなのだ。普段は意識したこともなかったが、ものすごく重要に思えてきた。
太腿の付け根の部分が、じくじくと熱くなっている。
沙恵子はパンティを引き下ろし、股間に当たる部分を見てみた。
わずかにではあるが、クロッチの部分に糸を引いたような体液の跡が残っている。
(うそ……)
自分の身体に起こった変化に愕然とした。
濡れている。
祐司の目を自分に向けさせなければならないとは決意したが、だからといって、女体が淫靡な反応をしてしまうのは違う気がする。
出典:~僕の家に来た美しすぎる家政婦 (フランス書院文庫)~
著者: 葉川慎司
掃除中にのぞける白い太腿、36歳の悩ましい腰まわり……エプロンでは隠しきれないむっちり女体の家政婦・瑞穂。まさか彼女が、僕の初体験相手になってくれるなんて!濃厚キッス、お掃除フェラに、ご奉仕バスルーム……「してほしいことがあったら何でも言ってくださいね」どんな淫らな願いも叶えてくれる最高すぎる家政婦!