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乳房を三分の一ぐらいしか隠していない

宝生マナブ

おまけにカップは、雅也が妄想で描いたものより浅い。乳房を三分の一ぐらいしか隠していない。だから胸の谷間もはっきりと姿を見せていた。これだけでもたまらないのに、何とブラのカップはシースルーだった。つまり、カップのカッティングにかかわらず、結局は乳房が丸見えになってしまうデザインなのだ。ならば切れ目など意味がない、と考えるのは早計だ。玲子の狙いは肌の真っ白な部分と、ワインレッドに染まった部分を対比させることなのだ。もちろん、その効果は抜群だった。もちろん乳首と乳輪は隠されている。肩紐から伸びる蔦とバラの花弁が、ぎりぎりでバストの中心部だけを覆っている。男なら誰でも見えないところを空想するだろう。それが激しい興奮を生むということは童貞の雅也でも簡単に理解できる。

出典:~女子高生ランジェリー 魅惑のTバック姉妹 (リアルドリーム文庫)

著者: 宝生マナブ

女子高生ランジェリー 魅惑のTバック姉妹 (リアルドリーム文庫 89)

思いがけず高嶺の花である先輩・加奈子と知り合った雅也は、下着デザイナーを目指す彼女をサポートすることに。加奈子の姉・詩織の助言で男性が苦手な加奈子のために遊園地デートをしたり、下着姿を披露してもらうのだが…。「わかってたよ。私のランジェリーに興奮してくれるって」次第に大胆になる加奈子との扇情的な恋の行方は―。