お椀を双つ伏せたような、見事な造形美を誇る乳房だ

やはり赤城夫人を手なずける方法はひとつしかないようだ。
スーツとブラウスのボタンをはずし、パンティとお揃いの黒いブラジャーを露出させる。柔らかそうな乳房を、挑発的な黒いレースの下着が彩っていた。
神谷はむしゃぶりつきたくなるのをこらえて、より深い羞恥を与えるようにゆっくりとブラジャーを押しあげていく。
「くぅっ……」
双乳が露出した瞬間、さすがの京子も小さく呻いて両目をギュッと閉じた。
「これが赤城夫人のオッパイですか、じつに美しい。ご主人以外に見せたことはあるのですか？」
お椀を双つ伏せたような、見事な造形美を誇る乳房だ。魅惑的な曲線がこんもりとした隆起を形作り、その頂点では紅色の乳頭が存在感を主張していた。
（なんて美味そうな身体だ。これだから人妻は……）
じっくり弄りまわしたいところだが、甘い悲鳴をあげさせるのは後の楽しみにとっておく。まずは足首の拘束を解き、いきなり剛棒の先端を割れ目に押し当てた。
「ひっ……ま、まさか――」
「挿れますよ。覚悟してください」
ひと声かけると、前戯もなしに強引に挿入を開始する。
「ひいッ！くううっ……うむぅぅっ」
さすがに亀頭が沈みこんだ瞬間は裏返った悲鳴をあげたが、夫人はすぐにまた唇を噛み縛った。