五郎は三枝子のパンティのゴムに手をかけると、双臀のほうからクルリと剥きおろした。そのままパンティを一気に足首のところまでずりさげる。
三枝子は絶望の泣き声をあげた。
「いやあッ……」
「泣くのはまだ早いぜ、へへへ、今にいやでもうんと泣いてもらうことになるからよ」
五郎はせせら笑って三枝子の裸の双臀をパシッと張ると、パンティを爪先から抜き取った。
白くまばゆい三枝子の裸身。人妻らしい肉づきが、妖しい色香にムンムンと匂う。すでに二回、たっぷりと楽しんだ女体だったが、まるで初めてのように目を奪われ、そそられた。
欲情のおもむくままに三枝子を円型ベッドの上に押し倒して、左右から足首をつかんで割り開きにかかる。
「いや、いやあッ」
三枝子は悲鳴をあげて泣き叫び、激しくかぶりを振った。
出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)~
著者: 結城彩雨
どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!