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はっと身をもがかせたものの、ズルズルとパンツをずりおろされていく

鳴瀬夏巳

木之内が告げるや、恵里子は奥寺によって俯せに転がされた。後ろ手に拘束されているので動くに動けなくなる。カプリパンツに手をかけられた。はっと身をもがかせたものの、ズルズルとパンツをずりおろされていく。
「やめてくださいっ。なにをするんですかっ」
「おまえを譲り受けたんだよ。奥寺から」
「な……なんですってっ……」
戦慄している間にパンツを奪われた。いや、その下のショーツまでもいっしょに脱がされる。下半身は丸裸だ。恵里子は二人の男の眼下で、芋虫さながらに身体をもぞもぞと動かすのが精一杯である。裸のお尻に視線を感じ、羞恥がこみあげる。奥寺に嬲られつづけ、悦びを植えつけられてしまった恥ずかしいお尻だった。

出典:~人妻【裏肉奴隷】 (フランス書院文庫)

著者: 鳴瀬夏巳

人妻【裏肉奴隷】 (フランス書院文庫)

白昼のスポーツクラブは、濃厚なフェロモンに満ちていた。コスチュームから溢れるヒップが眩しい人妻たち。熟れすぎた美臀が命取りになるとは、知る由もない。初めて、屈辱的な体位で嬲られる比佐子、珠実、理香……。哀れなはずなのに、快楽に溺れてしまう身体が呪わしい。五人の妻に隠された、「裏の顔」を露わにする悦び!