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その三枝子は汗びっしょりの裸身を、グッタリと死んだようにベッドに沈め、身動きひとつしなかった

結城彩雨

その三枝子は汗びっしょりの裸身を、グッタリと死んだようにベッドに沈め、身動きひとつしなかった。白目を剥き、口の端からは泡さえ噴いて完全に気を失っていた。
身体中につけられたキスマークや鞭の痕、白くこびりついたロウ、そしてそこらにころがっている張型や膣拡張器は、まだ湯気をたてんばかりにヌラヌラと光っていた。
開ききった股間は、赤く開いた媚肉からトロトロとおびただしい白濁の精をしたたらせている。それらが三枝子に加えられた責めの激しさを物語っていた。

出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!