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驚き身を持ち上げた隙を突き、素早く動いた彼女の手がエプロンを乳の谷間へと寄せ挟ませてしまう

空蝉

(誰かお忘れじゃございませんかしらーっと)
「ひぁ……っ」
唐突に、美幸の左右腋下に割り入った朱里の手が、乳房に這う。驚き身を持ち上げた隙を突き、素早く動いた彼女の手がエプロンを乳の谷間へと寄せ挟ませてしまう。
「み、美幸さん……?」
「……く、ふ……ちょ、っと胸が、擦れて。感じちゃいました……」
慌てて朱里の手を振りきり、再度賢太の腿に乳を落ち着けて、手と舌での奉仕も再開させた。すぐに彼の口からは熱い喘ぎがこぼれ出す。気づかれずに済んだようだ。
(──朱里さん!急に何なさるんですかっ)
(へへ。やー、乳首疼いて堪んなそうだったからさ。直接擦り合わせた方がよくないかなーって。お節介だったかしら)
「んぅ……っ。や、ぁ。ぁ、ん」
確かに、直に愛しい人の肌と摺れ合う事で、乳房へ流入する恍惚の痺れは勢いを増している。乳の熱と圧をより間近に受け止めた賢太の肉棒も、目に見えて先走りの量を増やしていた。より忙しく嬉々とした脈を打つ肉棒への愛しさも、増す一方。
(だからって、急に……せめて目配せするとかしてから)
(ちゃんとしたよ。あんたが、気づかなかっただけだし)

出典:~ときめきアパート性活 愛しの管理人さんと魅惑の隣人たち (リアルドリーム文庫)

著者: 空蝉

ひとつ屋根の下 恋色の陽だまり ボロアパートに独り暮らしをする浪人生・賢太は、一癖も二癖もある隣人たちと深い仲になる。「初めてのおっぱいの感触はどう? 柔らかい?」妖艶な美女・朱里に自信をつけさせてもらった賢太は思いを寄せる管理人の美幸とも心の距離を詰めていくが、なかなか一線を越えられずにいた。浪人生に春は来るのか!?日常に密着したエロス、リアルな舞台設定で送る官能小説レーベル!