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「いやッ」 初美は反射的に前かがみになって手で乳房と太腿の付け根を隠し、片脚をくの字に折っていた

結城彩雨

「さっさと素っ裸になれよ」
そう言うなり、達也は初美の身体からバスタオルをむしり取った。
「いやッ」
初美は反射的に前かがみになって手で乳房と太腿の付け根を隠し、片脚をくの字に折っていた。それでも今日もまた達也に全裸を見られているという感覚が身体中にひろがっていく。
不意に双臀を撫でられ、初美はたちまち肌がパアッと赤く染まった。ビクンと腰がふるえるのと同時に、身体の芯がズキンとしびれて力が抜けていく。昨日と同じで、しびれに頭のなかまでボウとなっていく。
あらがう気力もなく、達也にあやつられるように両手を頭の上で組んで、初美は全裸をさらす。
「こうされるのを待ってたんだろ、初美さん。見られていじられたいんだろ」
達也に意地悪くささやかれても、初美はうなだれたままなにも言わなかった。
昨日のように乳房が揉まれて乳首がいじられ、双臀がねちっこく撫でまわされる。

出典:~美母と群狼 息子の目の前で (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!