そら、飲み込んで見せろ。俺の我慢汁ごと唾液を飲むんだ

しかし祐介は本気で快を得ているのだった。
結衣の口にカウパー氏腺液を漏らし、眉根を寄せて性楽に耐えている表情もする。無意識下で、女の自尊心が満たされていった。
「口の中が唾液でいっぱいになってきたな。滑りが良くなったぞ。そら、飲み込んで見せろ。俺の我慢汁ごと唾液を飲むんだ」
「ん、んんっ！んぐ、ぐぎゅ、かふ、ん」
飲みたくなんてなかったが、頭を押さえられて逃げることもできない。
結衣は限界まで粘ったものの、許容量を超して反射的に喉が動いた。
（入ってくる。喉に、こんな奴の、汚いのがっ）
ごきゅ、ごきゅと喉が上下して口腔の淫ら液を嚥下する。
味も、鼻から抜ける匂いも嫌で堪らないのに、胃に落ちた先走り汁が体内に熱を生み出す。女体の内側から立ち昇る熱気は、まるで結衣まで感じていると言っているみたいだった。