冷二と五郎は夏子の激しい狼狽をおもしろがり、嘴管で肛門をこねくりまわし、張型を媚肉の割れ目に沿って這わせる。
「ああッ、やめて、やめてッ……」
もう夏子には拒む術はなかった。このままでは容赦なく前と後ろから、おぞましいものが入ってくるだろう。
「……か、浣腸だけは、いや……」
そう言うのが、夏子は精いっぱいだった。だが、それでは冷二と五郎は許さない。
「もっとはっきり言えよ、奥さん」
「浣腸の代わりに夏子のオマ×コをいじめて、と言うんだよ」
夏子は弱々しくかぶりを振った。
「……そ、そんな、恥ずかしいこと……ああ、言えません……」
「言えなきゃ浣腸と張型と両方だぜ」
「……ああ、夏子……夏子の……」
火を噴かんばかりになって、夏子はワナワナと唇をふるわせた。
「……夏子の……オ、オマ×コを、いじめてください……」
泣き声であえぎあえぎ言った夏子は、もうすべての誇りをむしり取られたように、女の哀しさを露わにしてわあっと泣いた。
それをニヤニヤと見ながら、冷二はゆっくりと夏子の媚肉を張型の先でいじりだした。
出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)~
著者: 結城彩雨
どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!