ベッドに寝転んだ結が、自らミニスカートの裾を捲る。その足元に膝をついた賢太の視線が否応なしに一点集中し、互いの喉が鳴った。
「もしかして、最初からこうなるつもりで……?」
真っ先に思い浮かんだ疑問を、少女にぶつける。結は真っ赤な頬を俯かせたまま、答えなかったけれど。賢太の頭が、恥じらいがちに開かれた彼女の足の付け根へと行き着く。そうしてより間近で見据えた絶景が、全てを物語っていた。
黒のパンティストッキングの下にあるべきショーツは見当たらず、今まで見た中で最も淡い茂みに彩られた肉の割れ目が透け覗いている。すでに滲み出ている蜜の煌めきが、期待の程を示していた。鼻先で嗅げば、ストッキングにこもった熱気と共にわずかながら蒸れて据えた匂いが香る。
「っ、匂い、嗅ぐ……の?お姉ちゃんにもこんな事、してるんだ」
出典:~ときめきアパート性活 愛しの管理人さんと魅惑の隣人たち (リアルドリーム文庫) ~
著者: 空蝉
ひとつ屋根の下 恋色の陽だまり ボロアパートに独り暮らしをする浪人生・賢太は、一癖も二癖もある隣人たちと深い仲になる。「初めてのおっぱいの感触はどう? 柔らかい?」妖艶な美女・朱里に自信をつけさせてもらった賢太は思いを寄せる管理人の美幸とも心の距離を詰めていくが、なかなか一線を越えられずにいた。浪人生に春は来るのか!?日常に密着したエロス、リアルな舞台設定で送る官能小説レーベル!