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「……か、浣腸してくれるから……気持ちいい……夏子、いいッ……」

結城彩雨

「その調子だ。オマ×コだけでなく尻の穴も責められると、ズンといいだろうが」
五郎は短く区切って注入していく薬液の量をしだいに多くしはじめた。おもしろいようにドンドン入っていく。
五十CCほども一気に注入してやると、それだけで、ひいッ、と今にも昇りつめそうになった。
「まったくいい声で泣くじゃねえか、奥さん。今度も思いっきり気をやるんだぜ」
冷二のほうは夏子の媚肉の張型を巧みにあやつりつつ、もう一方の手で赤く充血して屹立している女芯の肉芽をいじくりまわし、乳房にも手をのばした。
そんな仕打ちに、成熟した夏子の人妻の性がこらえられるわけがなかった。
「ああ、いいッ……ああうッ、あうッ」
夏子はなす術もなく、あられもないよがり声を放った。ほとんど苦悶に近い表情をさらしているのは、それだけ快感も大きいということだろう。
「へへへ、太いのをオマ×コに深く入れてくれるから気持ちいい、と言ってみな」
冷二はわざと張型を引きあげる動きを見せて、夏子に言った。
「いやッ、やめないでッ……言いますッ」
夏子は離すまいとするように腰をせりだして、声をひきつらせた。
「ふ、太いのを、オマ×コに深く入れてくれるから……夏子、気持ちいいッ……」
「浣腸してくれるからってのも忘れるな、奥さんよう」
「……か、浣腸してくれるから……気持ちいい……夏子、いいッ……」

出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!