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へへへ、いい尻の穴してるだけあって、五郎の太いのを見事に呑みこんだじゃねえか

結城彩雨

「ううむ……うむッ、うむッ」
夏子は目の前が暗くなるのを感じた。その闇に激痛の火花が弾けた。
ようやく太い頭がもぐりこむと、あとはそのままズルズルと付け根まで押し入られた。
「ひいーッ」
夏子はもうまともに息さえできず、凝視してくる男たちを気にする余裕もなく、ひッ、ひッと喉を絞る。
「へへへ、いい尻の穴してるだけあって、五郎の太いのを見事に呑みこんだじゃねえか」
冷二が覗きこみながらせせら笑った。
「……苦しい……うむむ……」
夏子は血の気を失った美貌をひきつらせ、ギリギリと唇を噛みしめた。それでも癒えぬ苦痛に、口をパクパクあえがせてうめいた。
「どうだ、五郎。夏子の尻の穴の味は」
「フフフ、最高だぜ。クイクイ締めつけてきやがる」
「そいつはこたえられねえな、フフフ」
「そのうえ、灼けるみたいに熱くてとろけそうだぜ。尻の穴がこんなに熱いとはな」
冷二と五郎は、向かいの男たちに聞かせるようにわざと大きな声で言って、ゲラゲラと笑った。笑いながら五郎は、その妖美な感触をじっくりと堪能した。
反発する余裕は夏子にはない。弾けんばかりに拡張を強いられ、深々と咥えこまされている自分の身体が信じられなかった。少しでも腰をよじると、押し入っているものの大きさを痛いまでに思い知らされ、その大きさに怯えた。

出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!