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どうだ?亭主の前でケツの穴を掘られる気分は。ヘヘヘ、ヒップの形も申しぶんないが、ケツの締まりも最高ときてやがる。

御堂乱

「どうだ?亭主の前でケツの穴を掘られる気分は。ヘヘヘ、ヒップの形も申しぶんないが、ケツの締まりも最高ときてやがる。どうした?もっと色っぽい声を出していいんだぜ。あんたもまんざらじゃねえんだろ?ほれ、ほれほれ」
「ああうっ、ああうっ」
前後に激しく揺すられつつ、オリヴィアは熱い喘ぎをかすれさせている。こんな異常な行為で快感を覚えるはずなどないのに、身体の芯から妖しい疼きがふくれあがってくる。えぐられる肛肉が次第に剛直に馴染んでいくのを、オリヴィアは戦慄と共に感じとった。
(こ、これは一体……ああっ、ダメっ……ダメええっ!)
予想だにしない事態に惑乱しきった。こみあげる甘い疼きを振り払おうと、淑女は長い髪をうねらせて首を振る。犯されて感じるなど──ましてや不浄の穴を貫かれて感じてしまうなど、敬虔なクリスチャンとして絶対にあってはならないことだ。ああ、それなのに……。
「そうだ。いいぞ。ヘヘヘ、アナルを犯される良さが分かってきたようだな」
意思とは裏腹な女尻の悶えを、突きえぐる兵士にからかわれた。ああっ、いけないと思うものの、生まれてはじめて味わう禁断の感覚に抗うことができない。

「全員、裸で壁際に並んで、尻をこっちに向けろ」夫の目の前で、餓えた獣たちの餌食になる令夫人。愛する娘をかばうため、兵士に強姦される人妻。収容所内で淫らな性的拷問にかけられる美母娘。縛られ、穢され、弄ばれ……無残に横たわる裸身。敗戦国を舞台に御堂乱が描く壮大なハードロマン!