皆さんに抱かれてお尻が振りたいんです、と、教えられたセリフを口にし終え、真っ赤に染まった顔をおおって嗚咽しはじめた

ニンマリ笑うと、人妻の耳に小声で何か囁いた。
「くううっ……」
マレーナは眉間に深いシワを刻んで、つらそうに首を横に振ったが、髭ヅラに再度促されると、
「お尻を……私にお尻を振らせてください……」
皆さんに抱かれてお尻が振りたいんです、と、教えられたセリフを口にし終え、真っ赤に染まった顔をおおって嗚咽しはじめた。
「どうした、奥さん？遠慮は要らねえぜ。早く跨ってこねえかい」
頑丈な樫のテーブルに仰向けに寝て、髭ヅラが誘いかけた。
その腰を跨ぐ格好で、全裸のマレーナは足を開いて立っている。下を見れば股間の真下に、ズボンを脱いだ髭ヅラの毛むくじゃらの下腹があった。勃起した長大な肉棒を髭ヅラは真上に向けて両手に持ち、マレーナの熟れたヒップが沈んでくるのを待ちかまえている。
「マレーナ！やめろ！やめるんだ！」
夫の悲痛な叫びがマレーナの心を切り裂く。だが決心は変わらない。娘をこれ以上兵士らのオモチャにさせないためには、母である自分が彼らの相手をするしかない。たとえどんなにつらく恥ずかしくとも。