もう後ろ姿になりつつある。浩一郎は遠慮なしに凝視する。が、
「セーラー服、じゃない。制服じゃないのか」
雰囲気は制服っぽいが、よく見るとセーラーカラーの上着はふつうの服のようだ。それにチェックのプリーツスカート。
丈はそうとう短い。超ミニと言っていい。
ストッキングなど穿いていない生脚に、紺のハイソックス、こげ茶色のローファー。
なにより、紺色のナイロンバッグが、いかにも女子高生という感じで、むしろ制服ではないと気づいた浩一郎のほうが目ざといと言えよう。
(なんで由香菜、こんなかっこう……)
ファッションは自由だが、あまりにちょっと、それふうなのが不思議を通り越して不審レベルだ。
つまりはスクールファッションなのだが、それというのは制服ふうのイメージを残しながら、どこまでも私服であって、ひと目でそうわかるようにデザインされている。
ところが由香菜のは、そこから限りなく制服に近づけようと、ほかのアイテムをそろえている感じ。
偽女子高生。
そんな言葉すら浮かんでくる。
出典:~未亡人寮母・かおり (フランス書院文庫)~
著者: 巽 飛呂彦
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