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足首に蛇のように縄が巻きついてグイと縄が引かれ、初美の片脚を横に開きはじめる

結城彩雨

だが達也がバッグから縄の束を取りだすのを見て、初美のそんな甘い考えはどこかへ吹き飛んだ。
「そ、そんなもので、なにを……」
そう言う間にも、後ろ手錠の初美の裸身はソファの上に押しつけられるように座らされた。浅く座らされて、後ろへ倒されるように背もたれに上体をあずけさせられ、足首をつかまれた。足首に蛇のように縄が巻きついてグイと縄が引かれ、初美の片脚を横に開きはじめる。
「いやッ……そ、そんなッ……やめて、やめてッ……いやよ、そんなことッ」
手錠をかけられたり縄で縛られたり、それだけでも恐怖なのに、そんな格好で強制的に股を開かれる。達也が、こんな変態的なことをしようとは、想像すらしなかった。
横に開かれたままの初美の片脚は、ソファの肘掛けをまたいで、足首の縄がソファの脚につながれた。
必死に閉じ合わせるもう一方の足首も達也につかまれ、縄が巻きつけられた。
「いや、いやあッ……ああ、やめてッ……足を開きますから、やめてッ……縛られてなんて、いや、いやよッ」
初美は我れを忘れて叫んでいた。

出典:~美母と群狼 息子の目の前で (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!