そう思った瞬間、となりから甘ったるい声が響き、慎吾はギクリとした。
「う……う~ん」
恵美が寝返りを打ちながら、さらに慎吾の側へと近寄ってくる。しかも彼女は片膝を立たせ、股をぱっくりと開脚させたのである。
(うひゃぁぁぁ!)
壮観とも思える光景に、慎吾は目をひんむいた。
(す、すごい。ホットパンツの布地が、鼠蹊部にぴっちりと喰い込んでる。あそこがふっくらこんもりと盛り上がっちゃって。あぁ、割れ目の位置まではっきりと見える!)
肉づきのいい太股が、まるで誘うように柔肉をプルプルと震わせている。両太股と股間の稜線が織り成すY字曲線の、なんとエロチックなことか。
慎吾は鼻の穴を広げ、自ら恵美の下腹部へと顔を近づけていった。
仄な甘い香りと汗の匂いが入り混じり、媚臭となって鼻孔を突き上げてくる。その芳香は、股間の中央部に近づくにつれ、より強くなっていった。
(な、なんてエッチなんだよ。布地が捩れて、おマ○コの筋に喰い込んじゃってる)
朝勃ちの影響も手伝ってか、今や慎吾のペニスは完全に勃起し、じんじんと疼いている。小判形の膨らみを見ているだけで、芳しい香りを嗅いでいるだけで、すぐにでも射精してしまいそうだ。
出典:~あぶない誘惑ビーチ ビキニ女子大生の童貞指南 (リアルドリーム文庫)~
著者: 早瀬 真人
「もう少し我慢したらいっぱい射精させてあげるからね」 海の家のアルバイト中に、水着姿も艶めかしい女子大生コンビ・亜紀、恵美と知り合いになった慎吾。誘惑されるままに筆下ろしをしてもらう約束をするが二人の友達が中学時代に憧れていた家庭教師のお姉さんで!?ちょっとMっ気のある少年の蕩ける初体験のお相手は――。