達也は次の停留所で初美を降ろそうと思った。
その間にも初美は再び絶頂に達するようで、キリキリと腰がよじれ収縮する。
「う、うむッ……ううむッ……」
再び昇りつめるというより、一度達した絶頂感がそのまま連続するといったほうがよかった。
もう初美は白目を剥きっぱなしにして、ブルブルとふるえる裸身は汗でびっしょりだ。中学生たちに浴びせられた白濁が汗と一緒に滴り流れる。
その汗にピュッ、ピュピュッと中学生らの二発目の精が次々と浴びせられていく。
「ひいー……」
肉棒に塞がれた初美ののどが鳴った。それもすぐに注ぎこまれる白濁にさえぎられ、くぐもったうめき声になる。
初美の肛門を貫いていた男も、精を浴びせられる様子を見とどけてから最後のひと突きを与え、また腸腔深く精を放った。
「うむッ、ううむッ」
ガクンと初美の双臀がはねあがった。
男は初美の肛門のきつい収縮と痙攣を味わいながら、なぜかバスの窓の外を気にしている。なにを気にしているのか、達也にはわからなかった。
著者: 結城彩雨
(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!