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三枝子の必死にすぼめる肛門の粘膜が強引に押しひろげられ、捻じり棒に巻きこまれていく

結城彩雨

「ううッ、も、もう、かんにんして……」
三枝子は歯を噛み鳴らしつつ、小さく身ぶるいしだす。汗に光る肌にさらに脂汗が出て、ツーと汗のしずくがしたたった。
噛みしばった唇が時折り耐えきれぬというように緩んで開き、眉間に縦ジワができて、美貌をひきつらせた。
(な、なんて色っぽいんだ……)
冷二と五郎は、ほとんど同時に腹のなかでうなっていた。
冷二と五郎は女が浣腸されるのを見るのは、これが初めてだ。アヌスにはほとんど興味を持たなかった二人だが、浣腸される女がこれほど妖しく、色っぽいとは思ってもみなかった。
冷二と五郎はもう、言葉も忘れて息をつめ、浣腸される三枝子を凝視した。
「あうう……つらい、この浣腸、つらいわ……た、たまらないッ、ううむ……」
冷二と五郎が見物人のなかにいることも知らず、三枝子は泣き、うめき、苦悶した。
やっとシリンダーが押しきられ、一滴残さず薬液が注入された時には、三枝子は脂汗でびっしょりになり、息も絶えだえだった。
そのくせ、驚くことに、最奥で溢れさせた蜜が、内腿にまでしたたっている。
見ている客たちが息を抜く間も与えず、肛門用の捻じり棒が三枝子の肛門にあてがわれ、ジワジワと捻じりこまれて、
「そんなッ……待ってッ、いや、今はいやッ……ああッ……」
三枝子は金切り声をあげて、激しくのけぞった。手足の鎖がジャリジャリときしんだ。
「すぐにウンチを出して見せたいと言うのか、奥さん、へへへ」
「それは……」
「ならおとなしく尻の穴で咥えこむんだ」
ヤクザは容赦がない。三枝子の双臀をピシッと張って、グリグリ捻じりこむ。
三枝子の必死にすぼめる肛門の粘膜が強引に押しひろげられ、捻じり棒に巻きこまれていく。それが猛烈な便意をいっそうかけくだらせた。

出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!