リンクに広告が含まれています

ブラのカップを片側ずらしてみた。ありあまる乳肉がポロンッと揺れてこぼれ落ち、ずっしり重く垂れさがる。

鳴瀬夏巳

結局承知させられた恵子は、電話のあとに奥の寝室へ入っていく。クローゼットを開けて思いあぐねた。あまりカジュアルっぽい格好では真木子に窘められそうだし、さりとてスーツなど着こんだら、センスを外商部員に値踏みされそうで困ってしまう。
迷った末、白のニットとグレーのスカートをダブルベッドにひろげた。初夏の陽気に汗ばんだTシャツとパンツを脱ぎ去ると、下着姿がクローゼットの全身鏡に映りこんだ。並はずれて豊かな乳房が、ブラジャーから溢れんばかりに盛りあがっている。
ブラのカップを片側ずらしてみた。ありあまる乳肉がポロンッと揺れてこぼれ落ち、ずっしり重く垂れさがる。それを小さな掌にすくいあげた。まず鏡に近づいて映し、肉眼で見下ろす。乳首の腫れは引いたみたいだ。が、試しに指先で頂に触れてみると、ヒリッと焦げつくような微痛が走った。
三日前の朝、夫は海外出張への去り際に抜き足でキッチンを訪れ、背後から突然恵子の乳房を握りこむと、好きなだけ貪っていった。焦げつく微痛はその名残だ。
「おまえのオッパイともしばらくお別れだな」
すでにスーツ姿の亮介は肩越しにささやくと、ギュッ、ギュッと乳房の肉質を掌へ染みつかせるよう念入りに握り直しては、ゆっくりと回し揉む。
「やめてよ、こんなところで。沙絵ちゃんに見つかったらどうするのっ」
ミディアムヘアを波打たせ、総身を捩って頼んでも、逆に亮介は妻の困惑をおもしろがるように乳房をユサユサ揺らしては、またも念入りに回し揉んだ。
「沙絵はまだおねんねだよ」

人の妻だからこそ、雪のように美しい尻だからこそ、触りたい、穢したい、独占したい!……37歳、30歳、24歳――白昼のリビングで初めての肛姦。抗う言葉が徐々に甘い調べに変わり、自ら双臀を震わせ……。生贄の道を歩むしかない、美臀奴隷誕生の時が近づく。人妻の「本当の性」を露わにする最高のインモラル!