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ワンピースの下はハイヒールをはいただけの全裸だ。しかも双臀にはブレスレットをはめられて、肛門を剥きだしにされたままである。

結城彩雨

「初美さん、ストリップだよ。全部脱いで素っ裸になるんだ」
達也が非情に命じた。
ビクッと初美の身体がふるえた。一度すがるような目で達也を見た初美だったが、わななく唇をかみしめると、ワンピースの背中のファスナーを引きさげはじめた。
まわりから容赦なく刺さってくる子供たちの視線がたまらない。達也一人だったこれまでと違って、九人もいる。
だが、見られていると思うと、身体の中心を走る妖しいしびれはなんだろう。初美はすでにヌルヌルの股間が、さらに熱くたぎるのを感じていた。
「ああ……あなたたちも達也くんと同じなのね……初美の裸が見たいのね。いいわ、見たいだけ見ればいいわ……」
初美は唇をかみしめて両目を閉じた。同時にワンピースが初美の身体をすべって床の上に落ちた。
ワンピースの下はハイヒールをはいただけの全裸だ。しかも双臀にはブレスレットをはめられて、肛門を剥きだしにされたままである。
「ああ……」
初美は思わず手で双臀のブレスレットを隠し、もう一方の手で乳房をおおいながら前かがみになって、片脚をくの字に折った。
「見たいだけ見ればいいと言っておいて隠すのかい、初美さん」
「ち、違います……ああ、初美の裸をお見せしますわ……」
達也の持つ見えない糸にあやつられるかのように初美はまっすぐ身体を伸ばすと、両手を頭の上で組んだ。そのままゆっくりとまわって、裸身の前も後ろも子供たちの目にさらしていく。

出典:~美母と群狼 息子の目の前で (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!