「そろそろ我々もよかろう」
稲部が言って、宇野とともに立ちあがった。二人は真木子の苦悶の表情に見入り、にやりと笑いかけてくる。
「あ……あなたたち……どうしてっ……」
「フッフッフッ。サロンじゃブイブイいわしておるが、所詮あんたも生身の女よのう、三田夫人」
稲部が真木子の下顎をつかみあげると、医師の宇野はストライプシャツのボタンをはずしにかかった。
「なにっ。なにをするのっ」
宇野は黙してシャツの前をはだけさせ、ブラジャーをたくしあげた。熟れすぎて張りを失いかけた乳房がポロンッと揺れてまろびでる。宇野と稲部は、さも当然のように左右手分けして揉みまわしはじめた。
「ああああっ!や、やめてえっ!」
揉みたててくびりだした乳首に宇野が吸いついた。稲部も食らいつく。四カ所を同時に責めあげられて、真木子は性感の渦に巻きこまれた。
「ひいいーっ!ひいいいーっ!」
吊られた女体がどんなにもがいたところで、欲望に憑かれた男たちを振り払うことはできない。たまらない性悦に、真木子はとめどなく嬌声を放った。恵子や亜佐美の存在も、久保川の尻刺しの前にはひとたまりもない。肛門はスラストを加えられるごとに妖しい快感を刷りこまれていく。蔭山の弄ぶ恥蕾も、宇野と稲部の吸いまわす両の乳首も快美を貪りとる。

出典:~美臀妻 彼女は犯されるほど美しくなる~
著者: 鳴瀬 夏巳
人の妻だからこそ、雪のように美しい尻だからこそ、触りたい、穢したい、独占したい!……37歳、30歳、24歳――白昼のリビングで初めての肛姦。抗う言葉が徐々に甘い調べに変わり、自ら双臀を震わせ……。生贄の道を歩むしかない、美臀奴隷誕生の時が近づく。人妻の「本当の性」を露わにする最高のインモラル!