「いやっ……もう、いやっ……あああっ」
形ばかりの抗いは、ものの一分と続かなかった。後背位で荒々しく突き上げながら竜二がエプロンの紐をつまんで解くと、四つん這いの志津子は一糸まとわぬ肉感的な肢体を狂ったようにうねり舞わせはじめた。
「いいッ、ああッ、いいッ」
絶頂にとろけきった膣肉を、真珠玉入りの剛直で深くえぐられる。反りかえった肉刀の動きがたまらなかった。まるで火柱に貫かれているようだ。志津子はたちまち自分を見失い、
「ああッ、すごい、すごいわッ。あああッ、死ぬ!死ぬうううッ!」
解け乱れてしまった髪を振って、快美をうったえた。汗に濡れたたわわな双乳が、タプンタプンと音を立てて重たげに揺れ動く。先端の乳首が摘めばもげそうなほどに勃起しているのが青年の目にも分かった。
著者: 御堂乱
「どこまで許せば満足してくれるの? もう出てって」男の肉茎をしごかされながら悲壮な目で訴える志津子。二人組に占拠された高島家のリビングで続く凌辱の狂宴。妻の痴態を力なく見守る夫、婚約前の躰を穢される家政婦。ついには身を挺して守ろうとした愛娘の操までが……極限状態下に置かれた男女がさらけだす愛と性の真実!