が・顔面騎乗(着衣)

鮎川晃

見惚れていた分、差し出した手は一瞬遅く、恵子の尻を勇作は、まともに顔で受け止めた

力任せに引っ張った拍子に、恵子の身体がバランスを崩した。脚立が大きく傾いた。電球が手からこぼれる。恵子の尻が、勇作めがけて降ってくる。 「ふ、恵子さんあぶな……むぐう!」 見惚れていた分、差し出した手は一瞬遅く、恵子の尻を勇作は、まともに顔...
空蝉

黒ストッキングに覆われた下腹からへそにかけてのなだらかな丘陵を、おもむろに賢太の舌が舐り上げる

「じゃあ、こっち?」 全くの不意打ちでストッキング越しの恥丘へと付着した賢太の指が、透け覗く淡い茂みごと恥肉を掻き混ぜた。 「やっ、あ、それっ。はっ、恥ずかしっ……やはっ、ぁんっ」 むずかり愚図って身を捩る。幼さを印象付ける行動をする傍らで...
空蝉

痙攣する尻肉を男女の計四本の手が掴み止め、隙間なく押し付けた状態が維持された

(ぐ、っ!うぅ、くぅぅ!やばいくらい出て、る……うぅっ!) 射精を目にしてもまだ、結の足の動きは止まらない。過敏になっている幹に執拗に擦れゆくストッキングの摩擦愛撫に、目も眩む愉悦を与えられながら。一分以上もの間、歓喜に嘶いななく尿道口が精...
空蝉

へたり込みつつ絶頂に咽ぶ股を賢太の顔に押し付け、余韻を長引かせては、また恍惚の波に攫われて痙攣しながら蜜を噴く

幾度も背に往来する疼きと痺れは、回を重ねるごとに勢いを増し、滾る肉棒にも波及して、さらなる赤熱を蓄えさせる。 「あ……また、ビクンって……した」 棒の根元から、つま先に挟まれている亀頭へと、沸騰した白濁の予兆が攻め上がった。その切羽詰まった...
空蝉

返礼として、少女の二本の足が挟んだままの肉棒を上に下にと愛で扱く

「ン……なにか、先っぽから、出てきた……」 指摘を受けて強烈な羞恥が興奮と共に賢太の胸に飛来する。そのタイミングを見計らって、結のつま先が亀頭を捏ねた。 (うぁあぁあっ、そ、そんな風にされたら……っっ) 口が塞がれているのをこれほど幸いと思...
空蝉

青年の鼻先に繰り返し摺り付けられている、少女の股の中心地。

(お尻を刺激されただけで?それとも俺のチンコを見て、扱いて、それで……?) 立ち込める濃密な匂いと、押し付けられる肉のぷりっとした弾力感、温み。三重の相乗効果に陶然と意識まどろむ中。初めての勉強会の際に結が美幸の尻の話を振ってきた事を思い出...
空蝉

左右とも手を繋いだ状態で、再度結のつま先による愛撫が、剥き出しの肉棒に与えられた。二本の足のかかとで挟み込まれた肉棒が擦り立てられてゆく。

手は絨毯の上。初めに言い渡された指示をつい忘れて、伸ばした両の手で顔の上の尻肉をどかそうと試みて──。 「やぁん……っ」 ストッキングとショーツ。二重の薄布に覆われた臀部を撫でられた格好の結が、また甘い鳴き声を発した。 二の足を踏んでまごつ...
空蝉

顔の上に乗る尻肉が揺らいで、また、一層肉感と弾力、温みを賢太に押し付ける

「……まだ。次は直接……」 無常に響いた結の言葉に対し、青年の胸には再度の緊張、股間には歓迎の血潮が集結した。反抗した際の罰も頭をよぎり、結局抵抗らしい抵抗はせずじまい。 ジジ、と下ろされるズボンのジッパーの音と、めくられたトランクスに入り...
空蝉

最初は膨らみの形状を確認するようになぞるのみだった足の動きが、すぐにより貪欲な、捏ね繰る動きに変化した

「めっ!」 お返しとばかりに、ズボンの上から賢太の股間を結のつま先がくすぐる。事ここに至っては、もはや我慢も限界──どころか、一気に臨界突破の気配を見せる。 (あぁ、駄目……だ……っ、勃つな。勃っちゃ……ぁ……!) 重ねて自制促す主の気持ち...
空蝉

日頃接する際に垣間見る結の腰つきは姉の美幸や朱里に比べると細過ぎるように思っていたが、直に触れると十二分な肉の丸みを備えていた

「駄目っ。そのまま寝てて。目を開けるのも駄目。次、約束破ったら……表に出て大声、出すから」 尻の下の動きを察した結が、殊更体重をかけて、賢太の顔面を押し返す。その上で約束違反を咎め、次なる罰則を提示した。 (な、何するつもりなんだこれ以上。...
空蝉

寝そべる青年の顔面に跨がる格好で、一つ年下の少女が腰を下ろしている──

素直に従う事に決め、賢太は目を閉じて、仰向けに絨毯の上に寝転がった。 そのまま、次の指示が来るものと思い、状況を視認できない不安を抱えた賢太が待ちわびていると。 「んっ、しょ……」 頭上で結の声が響き、同時に何か──迫り来る気配を感じた。反...