返礼として、少女の二本の足が挟んだままの肉棒を上に下にと愛で扱く

「ン……なにか、先っぽから、出てきた……」
指摘を受けて強烈な羞恥が興奮と共に賢太の胸に飛来する。そのタイミングを見計らって、結のつま先が亀頭を捏ねた。
（うぁあぁあっ、そ、そんな風にされたら……っっ）
口が塞がれているのをこれほど幸いと思った事はない。内心で歓喜の声を張り上げて、ストッキングの滑らかな擦れ心地に溺れ、ひたすらに痺れを甘受する。いつしか青年の腰も結の足の動きと同調し、自ずから振り立てられていた。
「こんな所、お姉ちゃんに見られたら。本当に、嫌われちゃうね」
少女は、わざと美幸の話を持ちだし、反応を窺っている。表情は見えずとも、声のトーンから察し、賢太は反骨心を漲らせる。
（見つかったら困るのは、結ちゃんもだろっ!?）
ちょうど折よく唇の上を滑り去ろうとしていた少女の股間。そこから漂う甘酸っぱい匂いごと、汁気を啜るつもりで吸引した。
「ひゃっ!?あ、ひぁぁぁぁっ、吸っちゃ、や、っ、あぁぁ」
初めて耳にする少女の驚愕と、蕩け際立つ声の響き。鼻孔と口腔から流入する甘い体臭。いずれも賢太の興奮を煽り、呼吸の続く限りの吸引を敢行させる。
結の股根が濡れそぼっているのは、顔面で感知済み。なれどショーツとストッキングという二重の防備を潜り抜け染みる汁気はごくごく一部。啜るには物足らない。
「ふぁ、っ、あっ、ン……ンン。……も、っとぉ……」
（もっと？まだ、して欲しいって事？）
青年の唇の上から退こうとせず、ねだるように少女の腰がくねり続ける。
望みに応えるべく伸ばした舌先で、丁寧に結の股間を舐ってゆく。
「ふぅっ、ン！ぁ、は、っぁぁ、イイ。気持ちいい、よぉ……もっと、してぇ」
返礼として、少女の二本の足が挟んだままの肉棒を上に下にと愛で扱く。結の持ち前の呑み込みの早さに加え、賢太自身が垂らした先走り汁が潤滑油の役割を果たした、その結果。素早い摩擦を成し遂げて、少女の細脚が躍動した。
ストッキングに先走りのツユが染み、ヌチヌチと粘る、摩擦に乗じて摺り込まれるその心地が、賢太の腰から背へ甘美な痺れを奔らせた。