十年間秘められてきた甘美なジュースが、生徒の舌の上にあふれる

尚樹は口を、担任教師の下の口に重ねた。十年間秘められてきた甘美なジュースが、生徒の舌の上にあふれる。
「んふんっ!」
静子先生の身体が前のめりになり、両手の指が少年の髪をつかむ。
頭にかかる手の重さを、尚樹は心地よく感じて、舌を精密な粘膜の重なりの中に走らせる。ねちゃつく音が、舌と唇を通じて、頭に響いた。