顔を近づけて舌を伸ばした。気配を感じたのか、咲枝が腰を突き出し、割れ目が舌を迎えに来る。健太は舟状の下部を一舐めしていた。
「はぁひぃーーーっ、ああ、いい」
咲枝は過敏だった。愉悦に腰が撓り、分厚い尻肉が震えていた。割れ目の上の肉土手が痙攣していた。おサネがぷっくりと勃起していた。舌を動かした。割れ目の下方から、ずるずると音を立てて、上方へと舐めあげる。割れ目全体がしとどに濡れそぼり、男をいやらしくさせる微かな匂いを放っていた。
「イヤぁ……ああ、善すぎる……。ああ、あなたの舌、ああ、とても、いい……」
褒め言葉が健太を健気にさせる。指を添えた。花びらを開く。開いた花びらの内側を舐め上げた。
「いい、あああ、そんな裏側、舐められたの、あああ、はじめてよ……。ああ、あなた、す、好き……。あたし、あなたをどんどん好きになっていくぅ……」
指で花びらを揉み解すように弄い、舌先に力を込めた。淫蜜が迸ってくる膣のとば口に舌先を挿し込む。強靭な舌先が数センチ、膣内に挿し込まれた。
「な、なんて、凄いの……。あああ、あたし、あなたの舌だけで、あああ、だめに、なるぅ……」
甲高い声と獣のような低い声が裏返る。膣孔に挿し込んでいた舌を抜く。再び、割れ目の後方を舐める。喘ぎ声の強弱が激しい。健太は舌全体を使い、蟻の門渡りあたりを重点的に攻め立てる。手指は花びらを揉み続けていた。
「健太ちゃん、あたし、もう、だめ……。ちょうだい……。あなたの太くて長いお魔羅、あたしのおま×こに、あああっ、根元まで、挿し込んで、お願い、だから……」
健太もそうしたいのは山々だった。だが、もっともっと割れ目を舐めていたかった。それに、まだぷっくらと膨らんだおサネに触れていない。顔を上げた。おサネが目の前で震えている。いきなり、口に含んだ。
「ああああーーーーーっ、あたし、イっちゃう……」
口におサネを含み、舌先で一度軽く叩いただけで、咲枝の声はそれまでにはなかったほどに、野太いものになった。腰全体が痙攣し、尻のおいしそうな肉が激しく震え、左右の太ももが健太の顔を圧迫した。その太ももを健太は再び拡げた。
(咲枝さんの割れ目、ぱっくりと口を開いている……)
その淫唇から、夥しい量の愛蜜が滴り落ちていた。健太は孔に二本の指を束ねて挿し込んだ。そのまま淫芽を舌で舐め、しゃぶった。
「い、いくぅ……あたし、あああ、もう、狂わされてる……。まだ十八の男の子に、ああ、征服されているぅ。いいい、イクぅぅぅーーっ、ああ、何、これ……」
もう、咲枝自身、何を口走っているのか、分からないようだった。開かれた太ももが何度もバウンドしていた。たわわな乳房が上下左右に揺れていた。
淫芽を唇にはさみ、舌を使いながら、一方の手指が咲枝の割れ目で抜き挿しを繰り返していた。健太はもう一方の手を、揺れ動く肉乳に伸ばした。誰に教えられたわけでもないのに、健太の三ケ所責めは咲枝を完全に狂わせていた。
「あああ、まだ、交わっていないのに、あたし、あああ、また、達して、しまう……。お願い、ちょうだい……。健太ちゃん、あなたのお魔羅、ああ、あたしのおま×こに、あああ、突き挿してーーー!!」
著者: 小鳥遊葵
「じっとしてて……これは大人になる儀式だから」少年のズボンからたくましい肉茎を引き出す美熟女。絡まる指先、深々と呑み込む唇、顎を伝う雫……祭りの夜、年上の女が若者の筆おろしをする島の風習。教え導くはずが、性の愉悦に溺れていく35歳。留美子、咲枝、由美……海の女は淫らで美しい。