竜二の舌が乳房を這いあがって頂点のつぼみをついばむと、
「あうううーっ!」
志津子の身悶えは一段と激しくなった。
腰がよじれて痙攣し、開脚した足の爪先が反りかえった。
「いやああっ」
「フフフ、嬉しいからって、そんなに締めつけるなよ、奥さん」
浩や知美に聞かせるためにわざと言った。
「あんまり悦びすぎると、亭主が興奮しちまうぜ」
「ああっ」
志津子はこらえようとした。
だが無駄だった。
著者: 御堂乱
「どこまで許せば満足してくれるの? もう出てって」男の肉茎をしごかされながら悲壮な目で訴える志津子。二人組に占拠された高島家のリビングで続く凌辱の狂宴。妻の痴態を力なく見守る夫、婚約前の躰を穢される家政婦。ついには身を挺して守ろうとした愛娘の操までが……極限状態下に置かれた男女がさらけだす愛と性の真実!