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夏子の乳首と女芯からのびた糸は、まだピンと張って五郎の手にあった

結城彩雨

冷二は高速道路を快適に車を飛ばした。助手席には五郎が座り、その間で夏子がまだフロアギアをまたがされたまま、ハアハアとあえいでいた。
「も、もう、かんにんして……もう、充分です……これ以上は」
夏子はうつろな瞳を五郎に向けて言った。
その間もギアは絶えず夏子の官能を刺激してくる。高速運転でトップギアのため、夏子が再び昇りつめるほどではなかったが、ゆるゆるとトロ火にかけられているようだ。
夏子の乳首と女芯からのびた糸は、まだピンと張って五郎の手にあった。
「へへへ、思いっきり気をやって満足したとでもいうのか、奥さん」
「……満足しました……」
「嘘をつけ。これだけいい身体をしてて、一回や二回イッたくらいで満足するはずがねえぜ」
五郎は手をのばして夏子の股間をまさぐった。フロアギアの取っ手が夏子の媚肉を割って深々と入りこみ、かすかに振動しているのがわかった。そこらはもうビチョビチョで、溢れたものがギアの柄にしたたり流れている。

出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!