「怖がらなくていい。優しくしてやるから」
少女の細っこい首筋に鼻を擦りつけ、甘酸っぱい体臭をうっとりと嗅ぎながら猫撫で声で言った。手を早くも相手の開ききった内腿に這わせ、新雪のように白い処女肌を優しく撫でさすりはじめた。
「いやッ!触らないで!いやあああッ」
知美は全身を総毛立たせた。悲鳴をあげ、縛られた脚を閉じ合わせようと必死に悶えるが、左右から絡みついた昌平の毛むくじゃらの脛がそれを許さない。ソファーに尻を沈めた熊のような男に後ろ抱きにされたまま、膝の上に乗せ上げられ、知美は開ききった太腿をいやらしくまさぐられていく。
「いやッ、いやあッ」
「ヘヘヘ、すべすべして、たまんねえ手触りだ」
処女の清純な肌の感触は、ムチムチした母親の太腿と違い、まだまだ肉感が不足しているが、そこがまたなんとも初々しいのだ。膝上で泣き悶える未成熟な女子高生の肉体に、昌平は腰骨までジーンと痺れきった。
著者: 御堂乱
「どこまで許せば満足してくれるの? もう出てって」男の肉茎をしごかされながら悲壮な目で訴える志津子。二人組に占拠された高島家のリビングで続く凌辱の狂宴。妻の痴態を力なく見守る夫、婚約前の躰を穢される家政婦。ついには身を挺して守ろうとした愛娘の操までが……極限状態下に置かれた男女がさらけだす愛と性の真実!