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そして懇願も虚しく、祐介の指で女洞をくぱっと広げられる

但馬庸太

「や、いやっ……助けて、許して」
裸でベッドに登ってくる祐介に、琴乃はベッドを這って逃げようとした。けれど実際に手足はほとんど動かず、簡単に上から押さえられた。
「ああっ、い、いやぁあああっ!」
ビキニショーツのクロッチ部分に指をかけられ、横に引かれる。遮ることもできずに、凌辱者の眼前に鮮紅色の艶園が公開された。
「とってもキレイだ。男を喜ばせるためにあるオマ×コだな」
「見ないで、元に戻してぇ」
恥辱が炎嵐となり、琴乃の内部で荒れ狂っていた。そして懇願も虚しく、祐介の指で女洞をくぱっと広げられる。隘路の奥まで露わになっていた。
「行くぞ奥さん」
祐介が琴乃の上に圧し掛かってくる。
「だ、ダメ!入れないで、きひっ、あ、はぁああああっ!」
穂先が触れたと思った瞬間、びちょびちょに濡れぬかるんだ淫沼に、肉棒が挿入されていた。琴乃は感じたことのない圧迫感に悲鳴をあげ、ベッドに爪を立てたが力は入らなかった。
(そんな、感覚が過敏になってる。身体を動かすことはできないのに)
媚薬効果かペニスの抉り込みに、肉の隘路がさざめいて震え上がった。侵入する異物を締め上げ追い出そうとするも、逆に男根を引きずり込む動きになっている。
挙句、静電気が連続するような衝撃が女壺から全身に走り、喉奥から短い喘ぎ声がいくつも零れた。
「いい締まりだ。熱く蕩けてる上に中をうねらせて、チ×ポが嬉しくて仕方ないって言ってるみたいだな」

「女将さん、この旅館、お酌は裸でするんですよね?」下卑た眼差しで、和服の胸元に手を差しこむ中年男。屈辱に顔を歪め、艶れた乳房をもてあそばれる裕恵。乗っとられた旅館で奴隷勤務を強いられる女たち。布団部屋でフェラ奉仕し、露天風呂でソープ接待……秘密に気づいた客の令夫人までが悪魔の餌食に!