細腰にすがりついていた二本の帯紐がなくなると、緋袴が前後二つに泣き別れた。しかも、帯紐の役割は緋袴を腰に留めるばかりではなく、白衣の前合わせを支えるものでもあったため、自然、襟元がしどけなくずり下がった。色っぽい眺めとなったが、和服同様に裾の長い白衣のせいで、未だ肌は露出しない。
出典:~誘惑の里 僕と美乳天女たち (リアルドリーム文庫)~
著者: 北條拓人
旅先で遭難しかけた青年が流れ着いた女性ばかり住む村里。「お客様を丁重におもてなしするのがしきたりですから」そこで出会った3人の美女たちによる献身的な介護と、キスや抱擁に混浴プレイなどエロチックな誘惑の数々。日常から少し離れたおとぎ話のような桃源郷を舞台に天女との甘いアバンチュールが幕を上げる──。
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