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肉厚の大きな尻が、円を描くように左右にうねり、健太の舌から受ける愉悦を甘受し始めていた

小鳥遊葵

「健太ちゃん、だ、だめぇ……。ママが、ママがしてあげるから……」
(健太ちゃんが、私のあそこに舌を使おうとしている……。だめぇ、そんなことされたら、私、あああ、どうにかなってしまう……)
由美は渾身の力を全身に込め、健太の舌から逃れようとする。
「ママ、お願いだから、力を弛めて……。だって、約束したでしょう。おま×こする以外、僕の好きにさせてくれるって……」
「そ、そりゃ、そういったけど、でも、健太ちゃんはそんなことしなくていいの……。ママが、健太ちゃんのお魔羅を、お口でしてあげるから……」
「えっ!?本当にママが、僕のちん×んを口で……」
「ええ、そうよ。ママがちゃんとしてあげるから、だから……」
しとどに濡れた秘唇を見られることには抵抗があった。恥ずかしい。しかし、それ以上に、濡れそぼる淫裂に舌を使われたのでは、由美自身、男根を体内奥深くにまで迎え入れたくなる。
(それだけは避けなくては……。それがせめてもの、母親としての、矜持……)
健太が納得してくれそうなので、踏ん張っていた力を一瞬弛めた。
しかし、それは油断だった。その隙を狙い、健太は由美の腰を引き寄せると、簡単に太ももを拡げ、その間に顔を潜り込ませ、いきなり尖らせた舌で、すでに膨らんでいるサネ豆を突いてくる。
「ああああーーーっ、だ、だめぇぇぇっ」
もはや、逃れようとしても逃れられなかった。がっちりと太い両腕に固定された四肢は、身動きもすることも赦されず、由美には鋭い愉悦を送り込んでくる健太の舌の動きを遮ることはできなかった。
「ああん、い、イヤぁぁっ……。そんなところ、ああ、舌で突っついたりされたら、あああ、私……し、知らないから……」
拒もうとすればするほど、舌先から送られる刺激が強くなる。男を知り尽くした女の性だった。拒む言葉をわめくように羅列しながら、しかし、体は正直に健太の舌に反応し、肉厚の大きな尻が、円を描くように左右にうねり、健太の舌から受ける愉悦を甘受し始めていた。
(ああん、このままじゃ、私、我慢できなくなる……。欲しくなるぅ……)

出典:~熟女のやさしい筆おろし (フランス書院文庫)

著者: 小鳥遊葵

熟女のやさしい筆おろし

「じっとしてて……これは大人になる儀式だから」少年のズボンからたくましい肉茎を引き出す美熟女。絡まる指先、深々と呑み込む唇、顎を伝う雫……祭りの夜、年上の女が若者の筆おろしをする島の風習。教え導くはずが、性の愉悦に溺れていく35歳。留美子、咲枝、由美……海の女は淫らで美しい。