「ケツからのほうが犯りやすいだろう」
暴れる知美を昌平が無理やり床に這わせた。後ろ手縛りのまま、裸のヒップを高くもたげさせる。
「いやっ、パパ!正気に返って!」
知美は振り返って悲鳴をあげた。
義父の様子は尋常ではない。
「パパっ、いやあっ」
後ろ手縛りの知美は、両膝をついたまま這うように逃げだした。尺取り虫のように背中を丸めては伸ばし丸めては伸ばし、高くもたげたヒップを振りたてながら、悲鳴をあげてリビングの中を逃げまどう。それを後ろ手のまま追いかける浩の白いナイトガウンの前がはだけて、黒々とした股間の茂みの中に怒張したペニスが禍々しく天を衝いていた。
「いやっ、来ないで!」
「知美いいいッ」
著者: 御堂乱
「どこまで許せば満足してくれるの? もう出てって」男の肉茎をしごかされながら悲壮な目で訴える志津子。二人組に占拠された高島家のリビングで続く凌辱の狂宴。妻の痴態を力なく見守る夫、婚約前の躰を穢される家政婦。ついには身を挺して守ろうとした愛娘の操までが……極限状態下に置かれた男女がさらけだす愛と性の真実!