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大きくて形のいい双丘は、ムチムチして頂きが高く、中心の切れ込みが得も言われぬほどに妖しい。匂い立つ成熟した人妻の美尻だ。

御堂乱

「お尻を出しなさい、志津子」
竜二の言葉に、志津子はブルルッと裸エプロン姿を慄わせた。
玄関で、顔見知りの宅配便の青年に裸の尻を向け、いやらしい大人のオモチャを使われる──信じられない事態に息の根も絶えてしまいそうだ。だがここで抗って青年に不審感を持たれたら……警察が調べにくるようなことになってしまったら……。
自分はともかく、知美のことだけは守ってあげなくてはならない。宝石強盗にレイプされた女子高生──そんな汚名を着せられたまま人生を送っていくなんて、あまりに残酷すぎる。
「ほら、志津子。この人も忙しいんだ。早くお尻を見せて、使ってもらいなさい」
「ううっ……」
志津子は唇を噛むと、ワナワナと慄えながら後ろを向いた。
「うわっ!」
青年が悲鳴をあげた。
憧れの人妻が、まさかパンティを穿いていないとは思わなかった。
バイブを手にしたまま、青年の眼は志津子の裸のヒップに釘づけになった。
大きくて形のいい双丘は、ムチムチして頂きが高く、中心の切れ込みが得も言われぬほどに妖しい。匂い立つ成熟した人妻の美尻だ。
「そんなんじゃ、この人も使いにくいだろう。もっとケツを後ろへ突き出さないか」
「…………」
「返事は?」
「は、はい……あなた」
志津子は前屈みになって、こわばった双臀を青年のほうへ突き出した。
もう頭の中が灼けただれるような羞恥だ。

出典:~立てこもり 高島家すべての女が奴隷になった日

著者: 御堂乱

立てこもり 高島家すべての女が奴隷になった日

「どこまで許せば満足してくれるの? もう出てって」男の肉茎をしごかされながら悲壮な目で訴える志津子。二人組に占拠された高島家のリビングで続く凌辱の狂宴。妻の痴態を力なく見守る夫、婚約前の躰を穢される家政婦。ついには身を挺して守ろうとした愛娘の操までが……極限状態下に置かれた男女がさらけだす愛と性の真実!