「そんな……」
志津子は辛そうに眉根を寄せたが、やがて観念したように、
「あ、あァ……」
せつなげな吐息を洩らすと、
「ねえ、挿れて。挿れてください……」
細い声で哀泣して、突き出した裸の双臀を色っぽく振ってみせた。
「お聞きになったでしょう?志津子は欲求不満の人妻で、一日中あそこをグチョグチョに濡らしてるの。夫のチンポだけじゃ満足できないのよ。だからその長くて太いバイブレーターで、志津子のオマンコを遠慮なく掻きまわしてちょうだい」
そう言って、後ろへまわした手で臀丘を左右へ割りひろげた。
ムウッと女の匂いが強くなって、人妻の秘めやかな肉が露わになった。
ついさっきまで昌平の野太い剛直を埋め込まれていた志津子の秘肉は、官能の甘蜜に濡れそぼった花びらを充血させ、絶頂の瀬戸際に追い込まれたことを物語るかのようにヒクヒクと蠢動している。
淫らに匂う肉の妖花を前にして、純朴な童貞青年がこらえきれるはずもなかった。
著者: 御堂乱
「どこまで許せば満足してくれるの? もう出てって」男の肉茎をしごかされながら悲壮な目で訴える志津子。二人組に占拠された高島家のリビングで続く凌辱の狂宴。妻の痴態を力なく見守る夫、婚約前の躰を穢される家政婦。ついには身を挺して守ろうとした愛娘の操までが……極限状態下に置かれた男女がさらけだす愛と性の真実!