「水着でって思ったんですけど、不自然な気がして。このままでいいですか?」
祐司は両目を見開き、半裸姿の家政婦を見つめる。
バスタオルの裾は、太腿の根元までしか隠していない。瑞穂がかがみこめば、股間の秘めた部分まで覗いてしまいそうなきわどさだった。
「あ……うん。お願いします」
「じゃあ、少し寄ってください」
混浴を望んだのは自分だ。しかし、瑞穂がバスタオル一枚でバスタブに入ってくると動揺した。祐司は浴槽の片隅に身を寄せる。
唯野家の浴槽は、大人が二人余裕で入れるほどの広さがある。とはいえ、出逢って二日目の家政婦と混浴するなんて、想定外だ。
祐司は浴槽の隅で体育座りのように身を縮めながら、呆然とその姿を見つめた。
「そんなに見ないでください」
瑞穂は胸や太腿の付け根など、大切な場所が見えないよう、両手でしっかりバスタオルを押さえている。しかし、華奢な肩や二の腕、胸の谷間の上部などは丸見えの状態なのだ。見るなと言っても、自然に目がいってしまう。
「あ、ごめん」
祐司は視線を落とし、お湯の中の自分の下半身に目を向けた。今日は腰にタオルを巻いているので、恥ずかしい場所を見られる心配はない。とはいえ、同じバスタブに瑞穂が入っているのだ。
若く、敏感な下腹部は早くも反応し、肉竿がむくむくとふくらみはじめていた。
(でも、昨日は手でいかせてもらったんだもんな……)
今さら、勃起していることを隠す必要もない気がする。しかし、羞恥の思いがなくなってしまったわけではない。
「ふふっ。昔はこんなふうに、おかあさまとお風呂に入ったんですか?」
瑞穂が言っているのは、沙恵子ではなく実母の紀代美のことだとすぐにわかった。
出典:~僕の家に来た美しすぎる家政婦 (フランス書院文庫)~
著者: 葉川慎司
掃除中にのぞける白い太腿、36歳の悩ましい腰まわり……エプロンでは隠しきれないむっちり女体の家政婦・瑞穂。まさか彼女が、僕の初体験相手になってくれるなんて!濃厚キッス、お掃除フェラに、ご奉仕バスルーム……「してほしいことがあったら何でも言ってくださいね」どんな淫らな願いも叶えてくれる最高すぎる家政婦!