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哀切な声で聞き、ジャージ越しに亀頭を掴んで、緩急をつけて揉んだ

庵乃音人

「魔が差しただけだったのよね、貴ちゃん?一昨日だってあんなに私を愛してくれたんだもの。夏海に誘惑されて、ついふらっとしちゃっただけよね?」
哀切な声で聞き、ジャージ越しに亀頭を掴んで、緩急をつけて揉んだ。
悩殺的な志摩子の後ろ姿のせいで淫靡な疼きを覚えていた肉棒は呆気なく性感をひりつかせ、むくむくと勃起してしまう。
「あぁ、志摩子……だめ、やめて……」
狼狽した声で制しようとした。だが志摩子は人が変わったように淫らな劣情を露わにし、トランクスごと貴史のジャージを脱がせる。
イカ臭い腐臭を放ち、硬くなった牡茎がブルンとしなって露出し、下腹部の肉を叩いた。志摩子は貴史のTシャツを毟り取り、あっという間に全裸に剥く。

出典:~魅惑の桃尻温泉郷 女子大生と恋の四角関係 (リアルドリーム文庫)

著者: 庵乃音人

「夏休みって何か予定ある?」密かに恋い慕う大学の先輩・祈里の誘いで訪れた山村。そこで青年は祈里の友人・志摩子の縁談を断るために偽りの婿候補として“お試し婚”をすることになる。祈里への恋心を抱えながらも縮まる志摩子との距離。さらに志摩子の妹も巻き込み、交錯する恋の行方は!?