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指を巻きつけるように、タオル越しに肉棒を握ってくる

葉川慎司

下腹部にもやもやとした感覚が広がっていく。タオルで隠された肉竿が、血液を溜めこみふくらんできているのがわかる。
(思ってることを、口にしていいのかな?……)
胸の高鳴りを覚えながら、瑞穂の目を見つめる。家政婦はなにもかも包みこんでくれるような癒しの笑顔で、祐司の瞳を見つめてくれていた。
「さわって……ほしい」
「こんなふうにですか?」
瑞穂は膝頭から太腿に、右手を滑らせてきた。優しくマッサージするような触れ方だ。なのに、下半身が燃えあがったみたいに熱くなる。
(瑞穂さんは、どんな願いでも叶えてくれる……)
彼女に触れられていると、そう思えてくる。
「うん。もっと下のほうも」
「このあたりですか?」
瑞穂は太腿からさらに脚の付け根のほうに指を伸ばしてくる。今にもタオルで隠した股間にまで届きそうなぎりぎりまで指を滑らせ、すっと太腿のほうに引いていく。祐司を焦らし、愉しんでいるような触れ方だった。
「ああっ。もっと……もっと下も」
「してほしいことがあったら、はっきり言ったほうがいいです。でないと、相手に伝わらないですから。今、どんなことをしてほしいって思ってます?」
「……あそこに、触ってほしい」
「あそこって?」
瑞穂はわかっていながら、わざとはぐらかしている。右手は太腿と付け根のきわどい場所を行ったり来たりしていた。彼女の指が肌の上を這うたび、祐司の体は官能に沸き立った。
「あああ、わかるだろ。そこだよ」
両手をバスタブの底につき、腰をしゃくりあげていた。
股間を隠すタオルに、テントのようなふくらみができている。勃起した下半身を曝すのは恥ずかしかったが、疾走しはじめた淫欲を抑えることができなかった。
「ちゃんと言ってください」
「オチン×ンだよ」
羞恥の熱が頬を熱くする。瑞穂の顔を見ていることができず、両目をきつく閉じた。
「オチン×ン、触ってほしいですか?」
瑞穂の手が、タオルのふくらみに重ねられる。触れるか触れないかという絶妙なタッチ。腰が踊るようにうねった。
「ああっ。そう。触って。気持ちいいんだ。お願いだよ」
「そんなに気持ちいいですか?」
指を巻きつけるように、タオル越しに肉棒を握ってくる。甘い快感が股間に広がり、祐司は嘆息のような吐息をもらした。
「あふぅっ。いいっ。めちゃくちゃ気持ちいいよ」

出典:~僕の家に来た美しすぎる家政婦 (フランス書院文庫)

著者: 葉川慎司

掃除中にのぞける白い太腿、36歳の悩ましい腰まわり……エプロンでは隠しきれないむっちり女体の家政婦・瑞穂。まさか彼女が、僕の初体験相手になってくれるなんて!濃厚キッス、お掃除フェラに、ご奉仕バスルーム……「してほしいことがあったら何でも言ってくださいね」どんな淫らな願いも叶えてくれる最高すぎる家政婦!