肉竿の下の、袋状の器官をやんわり五本の指で包みこむ。指先にむにゅっとしたやわらかさと、ほかほかとした温もりが伝わってくる。

「瑞穂さん、どんなことしてくれたの？ここに、触ってもらった？」
ジャージ越しに反り返った男根を撫であげる。祐司の唇から、湿った吐息がもれた。
「触って……もらった」
「ここは？」
肉竿の下の、袋状の器官をやんわり五本の指で包みこむ。指先にむにゅっとしたやわらかさと、ほかほかとした温もりが伝わってくる。頭がぼんやり痺れる、淫靡な感触だった。
「そこも……」
祐司の返事に、きゅっと胸が締めつけられる。ペニスにも睾丸にも、すでに瑞穂の指が触れている。最初は拒んだということだが、心から拒絶したのではないのだろう。