「よし、交代だ」
昌平が合図すると、娘に代わって母親の志津子が頬張った。
「しっかりやれ。娘に手本を見せてやるんだ」
昌平の言葉に、志津子は咥えたまま眉をたわめ、ウンウンとうなずいた。幾度となく強烈な女の悦びを味わわされたことで、貞淑だった人妻はもう完全に骨抜きにされていた。さっきも屋上で竜二の肉棒を吸いながら、志津子は強烈なオルガスムスに達していた。顔面シャワーを浴びた時には、膣肉が瘧にかかったように痙攣していた。今はもう逞しい怒張を目にしただけで腰砕けになってしまう。娘の知美が尺八を吹いている間も、子宮が疼いて仕方がなかった。
ようやく与えられた嬉しさに、志津子は情のこもったフェラチオを見せた。頭をせわしなく前後に揺すりながら、娘の唾液でヌルヌルになった肉棒に、自分の粘っこい唾液をコーティングしていく。熱意の表れであろうか、締めつけた唇でカリのくびれを刺激する芸当まで見せた。
著者: 御堂乱
「どこまで許せば満足してくれるの? もう出てって」男の肉茎をしごかされながら悲壮な目で訴える志津子。二人組に占拠された高島家のリビングで続く凌辱の狂宴。妻の痴態を力なく見守る夫、婚約前の躰を穢される家政婦。ついには身を挺して守ろうとした愛娘の操までが……極限状態下に置かれた男女がさらけだす愛と性の真実!